さて。
悲劇の後、数日間の空白を置いたがために、
「生きてますか?」などという安否確認メールをいただくようになってしまったので(汗)
ここらで経過や考えをまとめて書いておこうかと思います。
去る22日に国家試験の結果発表がありまして…
今年こそはと思い見た合格者一覧には、私の番号がございませんでした(号泣)。
で、数年試験を受けてきて、精神的にも限界に追い込まれる「あの極限状況」を
再び経験するのはもうゴメンだ、という気持ちも強く持ってましたし、
ここまでやってダメなんだったら、自分には向いてないんだろう…、という考えも
ありましたし、正直なところ、別の道でも生きていけるやんっ、という、
開き直りに近い気持ちもありました。
半ば放心状態のまましばらくすぎ、そして試験結果の詳細がはがきで
自宅に送られてきました。
なにが原因だったんだろう?
今年異常に難しかったといわれる必修も(ネット上の掲示板などで復元された問題で
自分で答え合わせをした限り)ぎりぎりながらも8割とれてたはずだし、
「地雷」は踏んでないと自信を持っていたので、
「臨床か一般でヤラレタのかな…」と思いながら、はがきを開封しました。
(はがきは成績は内側に封印されてて、ぺりぺりと剥がすやつです)
医師国家試験は…
1)一般問題(相対評価)
2)臨床実地問題(相対評価)
3)必修問題(絶対評価:80%以上)
4)禁忌肢問題選択数(1問以下)
のすべての合格基準を満たした人が合格になります。
で、今年の成績表を見ると、昨年までと違うところがありました。
それは、「必修問題」の分母が「200点満点」ではない、ということでした。
つまり、何問か(後の新聞報道によると6問もあるらしい)採点対象から外された
(=正答率が低かったので正解不正解問わず採点されない)ということのようです。
あべちゃんは…
1)クリアー!
2)クリアー!
4)クリアー! でしたが…
自分が原因だと予想してなかった3)の必修問題でやられてました(泣)。
しかも、合格基準に「1点」足りないという、悲劇的(喜劇的?)なぎりぎりさ。
もう、泣いていいのか笑っていいのか。
ねらってとれる点数じゃないよ、こんなの。
ほかの受験者みんながもっと頑張って必修問題に答えて欲しかった…
というか、必修問題を必修問題らしくちゃんと作って欲しかった…
そうすれば「例年通り採点除外などなし→計算通りならあべちゃん8割クリア→合格!」
のはずだったのだから。。。いや、まぁ、愚痴なんですけどね。
で、これからどうするか、です。
数日間の沈黙が語るように、めちゃめちゃ悩みました。
すっぱりあきらめてしまった方が楽なのは充分承知してます。
でも、やっぱりあきらめきれないのです。1点だし。くやしすぎる。
先日の追いコンで、武田先輩に会った早々、冗談半分に
「あべりん、ダメでも来年また受ければいい、まだまだいけるって」と
声をかけられ励まされた(?)のが、微妙に心に残ってて、
今は、もう一年やってみるか…と考えがまとまりつつある状況です。
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